「最近、歯が少し揺れる気がする……」
そんな経験はありませんか?
永久歯がぐらつく原因はいくつかありますが、成人の場合、特に注意したいのが歯周病です。
そのほかにも、歯をぶつけたなどの外傷、歯ぎしりや食いしばり、噛み合わせの問題などが原因で歯が揺れることがあります。
歯が揺れているからといって、必ず抜歯になるわけではありません。
原因や歯を支えている骨の状態によっては、治療をすることで歯の揺れを抑え、歯を残せる場合もあります。
***歯が揺れても、抜歯にならないケース***
【軽度の揺れ】
揺れが小さく、歯を支えている骨が十分に残っている場合は、治療によって歯を残せる可能性があります。
【一時的な原因によるもの】
歯ぎしりや食いしばりによる負担、歯をぶつけたことによる外傷、被せ物の緩みなどが原因の場合は、噛み合わせの調整や固定などによって改善することがあります。
【歯周病によるもの】
軽度から中等度の歯周病であれば、歯石除去やクリーニング、毎日の歯みがきなどのケアによって、歯の揺れが落ち着くことがあります。
***抜歯になることがあるケース***
【歯を支える骨が大きく失われている】
重度の歯周病などによって、歯を支えている顎の骨が大きく失われている場合は、歯を残すことが難しくなることがあります。
【歯の根が割れている】
歯の根まで割れてしまっている「歯根破折」の場合、割れ方や場所によっては治療が難しく、抜歯が必要になることがあります。
【歯の揺れが大きい】
揺れが大きく、噛む機能を回復することが難しい場合には、抜歯が選択されることがあります。
歯が揺れたら、まずは歯科医院へ
歯の揺れにはさまざまな原因があります。
「少し揺れるだけだから大丈夫」とそのままにしてしまうと、原因によっては状態が悪化してしまうこともあります。
歯が揺れていることに気づいたら、自己判断せず、まずは歯科医院で検査を受けてみましょう。
早めに原因を確認することで、歯を残せる可能性が広がることもあります。
当院では、初診時に歯茎の検査をおこなっております。歯の動揺度は0〜3の数字で記録します。数字が大きくなるほど、歯の揺れが大きいことを表します。
写真にあります数字は、動揺度を表しています。
0:動揺なし
1:わずかな動揺
2:中等度の動揺
3:強い動揺
ちょっと怖いことを書きましたが、まずはお気軽にご相談ください。先生がじっくりお話をお聞きします。



